芸能

モカさんに飛び降り自殺の過去。トランスジェンダーの悩み、親の反応は?

『モカさんって自殺した過去があるらしいけど何で?』

性同一性障害を持って生まれた、モカさん(迷いうさこ)さんはすでに性転換手術も終え、戸籍上も”女性”になっています。

 

モカさんは もともと”ウェブデザイナー”の技術を持ち、普通の男性として企業に就職していましたが、現在は複数の飲食店を経営するオーナーとして活躍しています。

そして、LGBTに限らず、”悩み多き方たち”の為に相談する窓口としての活動もされています

 

そんな彼女には”12階の屋上”から飛び降り自殺を図った過去があるのです。

 

その原因はいったい何だったのでしょうか。

この記事では

  • モカ(亀井柚希)さんとはどんなひと?
  • なぜ自殺に至ったのか
  • 性転換するに至った経緯
  • 性転換に関する両親や兄弟の反応は?

について記事にしました

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トランスジェンダーのモカさんってどんな人?

トランスジェンダーのモカさん(亀井柚希/迷いうさこ)のプロフィール

引用:メンズサイゾー
 

名前 モカ 本名:亀井柚希 別名:迷いうさこ・もかもか等
生年月日 1986年3月10日
職業 株式会社UNI 代表取締役
活動 DJ・リポーター・Web制作デザイン・プログラミング・漫画家

この画像は約2011年のもので、この時性転換手術を受けた翌年の写真と言う事になります。

めちゃくちゃかわいいですよね!

モカさんの略歴

引用:HUFFPOST
絵を描くことが好きで、小学校高学年から男性としての自分自身に嫌悪感を持つようになる。

 

中学校卒業後は高等学校にほとんど通学せず、新宿を遊び歩いたりホームページ「Minky house」を立ち上げました。

※非常にわかりづらいHPです(笑

 

個人輸入で女性ホルモンの服用を始め、女装をするようになる。

ネットアイドルとしてある程度の知名度があったようです。

これだけ可愛かったら男女問わず話題になるのもうなずけますよね。

 

18歳からは、新宿や銀座で水商売のスタッフとして働くようになります。

20歳でWebデザインの仕事に就くが、仕事に行くのが嫌で遅刻や無断欠勤を繰り返した後、1年程で退職。

その後

モカさんの略歴時系列

2007年頃、オフ会として女装飾ニューハーフのイベント”プロパガンダ”を創設

2010年10月に性転換手術を受け、戸籍も女性に変更。

2012年に新宿ゴールデン街のポータルサイトを制作・運営。

2013年「女の子クラブ」をプロデュースし、その経営者となる。

2015年11月23日に投身自殺を図る。

2016年3月ニューハーフイベント”プロパガンダ”終了

2019年『12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと』を出版

モカさんは エンタメ~テレHDの『二丁目なう』でリポーターも務めています。

LGBTを扱った小説の表紙モデルにもなる。

投身自殺未遂後、以降お店やウェブサイトで、性的少数者を中心に人生相談を行うようになり、同じように悩んでいる人たちに対して『貢献』できる事に喜びを感じ活動し始める。

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迷いうさこってなに?

迷いうさこと言う名前は モカさんが漫画を描いていた時に使っていた、ハンドルネームです。

モカさんの著書

『迷いうさこの感じる哲学漫画』

モカさんはマンションの12階から投身自殺を図りました。

 

普通ならまず助からない場面でしょうが、駐車中の車の上に落下したことにより、衝撃が吸収されて一命をとりとめた。

 

しかも

飛び降りる際には”助走をつけて”飛んだ。

とのことです。

 

精神安定剤を多めに飲んでいたせいもあったのでしょう。

飛び降り自殺するのに、助走をつけて飛ぶような人効いたことがないですよね(笑

 

幸か不幸か、その助走をつけて飛んだおかげで助かったと言う事ですよね。

なんとも、皮肉なお話ですが、この自殺未遂をきっかけに、前向きに生きる事を決めたモカさん。

後遺症もなく再び前に向ける状態に回復したことが何よりの幸運ですよね。

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モカさんはなぜ自殺しようと思ったのか?

見た目も可愛い、人気も上昇、事業も成功するなど、事業家としてもアイドルとしても成功していました。

 

しかも、トランスジェンダーの方の一番の悩みと言うか一番の障壁。

性転換も済み、戸籍も”女性”に変更済み。

辛い手術を受け、せっかくここまで来たのに、なぜモカさんは自殺を図るようなことをしたのでしょうか。

それには事業を成功させてきたからこその燃え尽きが原因でした。

モカさんの自殺の動機

 

事業は拡大し、もう1つの夢だった漫画家にもなることができた。

充実した日々を過ごしたが、心と体は次第に悲鳴を上げていった。

疲労がたまり、うつ病に陥った。気持ちの浮き沈みが激しくなり、精神安定剤が欠かせなくなった。

「ずっと死にたいと思っていました。念願の漫画家にもなれたし、やりたいことをやった。収入も安定している。燃え尽きた感じでした。死にたいという気持ちが5年ぐらい続いたら本当に死のうと思ったんです」

マンションから飛び降りる前夜。親しい友人たちには電話で別れを告げたり、メールを送ったりした。

あわてて駆けつけてくれた人たちもいたが、モカさんの気持ちは変わらず、朝を迎えた。

出展:HUFFPOST

やりたいと思っていたことが全て叶った頃に、燃え尽きたようですね。

文章で表現すると一瞬の出来事のようにも見れますが、事業を成功させるためにはそれなりの努力を要したはず。

 

それに、先程も書きましたが、トランスジェンダーの方の一番の障壁は”性転換”と戸籍変更です。

モカさんは約160万円をかけて”タイ”で性転換手術を受けましたが、それがいかに苦痛を伴う手術だったかが、モカさんの過去のブログ”minky house”に綴られていました。

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モカさんの性転換手術の様子

入院   2010年10月05日

いまのところ、うまくいってるみたい。
けど、思っていた以上に痛い、明後日に3度目の手術。。
痛くて熱でて頭いたくなってきた
もう、これで、手術は最後にしたいな。

同じ手術をした日本人の40代ぐらいの患者さんが、
毎日わたしの部屋に来るのだけど、様態が悪そうで可哀想だった。

本もパソコンももってきたけど、あまり手につかず
考えてしまうのは、将来のことやなおこさんのことやママのこと
ちょっと、痛いことを味わいすぎてる人生だなって悲観的になって
ベットで涙がポロってでた

看護婦さんは優しくてはげみになった!

出展:minkyhouse

 

おお泣き   2010年10月07日

3度目の手術が終わったけど
あまりの痛さに「ペイン・・」とナースさんに助けを求めて
鎮痛剤を腕に打ってもらったら、それも痛くておお泣きしてしまった

泣きべそのまま、部屋に運ばれたら
いつものお世話をしてくれるナースさんたちが心配してくれた

いまは、鎮痛剤の効果で痛みは少ないけれど
頭がぼっーとして軽く夢ごこち

食後に出された、薬を飲んだだらきっと寝ちゃうかも

出展:minkyhouse

 

入院2週間目   2010年10月14日

せっかく手術が終わっても、おしっこが出なくて尿道に管をいれることになって
管を入れるのがほんと痛くて、入れた違和感とでぐったりしてしまいました。

今日は、管を抜くことになったのですが、
おしっこが出なかったらまた、管を入れることに・・

もう、精神的にも我慢するのは耐えられないよ、、涙
と思ってたら、いま挑戦したらおしっこ、出たよ!!!
うれしい!

はぁ、やっと、退院、、
もう、いろいろ解放されたのかな

出展:minkyhouse

 

延長   2010年10月15日

せっかく、おしっこが出たのに
ダイレーションをしたら、尿道から血が吹き出てしまって
ナースさんや先生たちが来て止血された

また尿道に管を入れると先生に言われたときは
おお泣きしてしまった

ダイレーションも止血されるまで出来ないと言われた
手術直後だから膣が縮んでしまわないか、とても不安、、。
今日はずっと涙がポロポロとまらなかった

出展:minkyhouse

ダイレーションとは

男性から女性への性別適合手術の術後約6ヶ月以上に渡り、スティック状の棒で行う拡張ケアのこと。Dilation。

膣を構成する筋肉組織や内壁の収縮を押さえる役割がある。毎日2回、30分ほどこの作業を行う必要がある。

出展:はてなキーワード

明日も手術   2010年10月18日

また、カーテルを取ったら血が出てしまって4度目の再挿入・・
もう、涙を流しながら「もうどうにでもなれ」って思ったw

明日はまた手術をすることになったよ
帰国する日も延長するみたい。

いまのところ、後遺症になるようなことは言われてないから、よかった。
もし、そんなことになってしまったら、大切なものをたくさん失って
周りにも迷惑をかけてしまうから、いっそ死んでしまいたい。

出展:minkyhouse

 

モルヒネ   2010年10月19日

4度目の手術が終わった

皮膚移植するかもと伝えられてたから、不安だったけれど
目覚めてもどこの皮膚も切り取られてなかった、よかった
止血するための手術だったんだけど
出血しなくて出血の原因が分からなかったそうで、
調べるだけでドクターは何もしなかったそうです。

このまま、血が出てこなければ回復したという答えだけど
また出血を繰り返すようだったら、私もドクターも困ってしまいます。
なにせ、ドクターもコーディネーターさんも、こんな経験初めてだと言っているので、
よっぽど血が止まりにくいのか何か他の原因があるのかということだからです。

術後はICUで、ペインと言ったらモルヒネを打ってもらいました、
とても、気持ちよかった、意識は朦朧、夢見心地で幸せと感じました。
いつか死ぬときは、モルヒネを打ってもらおうと思えたぐらいです。

出展:minkyhouse

 

再会   2010年10月31日

イベントの準備前に、なおこさんが会いに来てくれました。
ずっと、会いたかったから、抱きついて幸せを噛みしめましたw
生きてるってこういう、幸せがあるからまだ生きたいと思えるんだ。

ひさびさに会って、ぎゅっとして喜んだら、なおこさんに
「けど、女の子になっちゃったんだね・・」
って、いわれた

けど、わたしは
「そんなの関係ない!」
っていって、また、ぎゅってした

出展:minkyhouse

とても痛々しい手術なんですね。

そもそもやったことがある人が周りにいないので、どういった手術なのかもわかりませんでしたが・・・

ダイレーション・・・・めっちゃ怖い((((;゚Д゚))))

ちなみにこのサイトの名前

”minkyhouse”のminkyはモカさんの愛犬の名前です。

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モカさんの愛犬minkyの死

ミンキー   2010年05月14日

昨日の夜中うちの犬のミンキーが死んだ、子宮蓄膿症と判断されたミンキーは末期で病院に連れて行って今日か明日には亡くなると宣告された。

体調がとても悪くて歩くのもふらふら、それでもやっとの体力でママの近くに行きそこで体をうつぶせていた。

12時頃もしかしたら手術すれば助かる見込みがあるかもと緊急病院に母と父がミンキーを連れて家を出た。

そしてその日の夜中の5時頃、寝ていた私の戸を泣きながら母が叩いて起こしてきたので、寝ぼけながらもこれはよい知らせではないなと覚悟した。

そして、リビングに行ってみると蓋の開いたおっきなダンボールにミンキーが寝ていた、寝ているようにしか見えなかったが死んでいた。

母は「まだ暖かい生きてるみたい」と泣きながら笑顔で言っていた。

すこしどうしたらいいのか分からなかったが、母が可哀想で私も涙が止まらなくなった。

ミンキーは暖かくて本当に死んでいるのか分からなくなった。

たとえ死んでいても暖かいミンキーをなでていたいと思った。

朝から仕事だった私は、昨日の出来事をあっけらかんと仕事仲間に話し、いつもどうりの一日を過ごした。

まるで昨日の出来事は何かのイベントだったかのよう。

そして終電を逃してタクシーで帰った。

母は少し元気がない様子だったけれど、昨日より落ち着いていた。

家族が皆寝静まった頃、私も寝ようと、化粧を落として歯磨きをし、2階の寝室に行こうと階段を上がった。

気付いた、いつもミンキーがいる場所にいないことに。

そしたら急に、もうミンキーに会えることはないことに、涙が止まらなくなった。

生き物はいつかは死ぬって分かっていたし、寿命が分からないから不幸ではないと思っていたけれど、家族と離れてひとりぼっちになっちゃったミンキーがとてもとても可哀想で、、

いつも遠慮がちで、物陰からみんなのことを眺めていて、家族が好きで、いつも家族と一緒にいたかったミンキーがとても可哀想だった。

きっと悪いのは私と家族のせい、もっと病気のこと知っていれば、もっと構ってあげられたら、ごめんなさい、ミンキーずっと愛している。

ミンキーはいい子だね、ぐっすりねんねしようね、おやすみ

出展:minkyhouse

現在、悩み深き人に対して相談役をボランティアで活動しているモカさん。

 

この文面から見ても本当に優しい人なんでしょうね。

機会があればモカさんの昔の”mnkyhouse”を覗いてほしいのですが、本当に情緒不安定だったんだな・・・

って思わされるような記事が多々あります。

なかには

『ああああああああああああああああああ』

っとだけ記載されて投稿されていることもあり、人間関係で思い悩む姿がありありと記されています。

人の痛みがわかる人だからこそ、人の痛みがわからない人の¥との人間関係に悩んでいたのでしょう。

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トランスジェンダーのモカさん性転換に親の反応は?

 

モカさんは3歳ごろから漠然と女の子になりたいという思いがあった。中学生になると、自分の性に違和感を強めた。

「プールの授業で、ゴツゴツとした毛深い男子たちの体を見て、自分はそうなりたくないと思ったんです」

女性になりたいという気持ちは抑えられなくなった。

中学3年だった15歳のとき、インターネットの通販サイトで女性ホルモンが摂取できる錠剤を取り寄せて服用を始めた。

「15歳で女性ホルモンを摂取したらどうなるのか。ネットで調べてもわかりませんでした。たとえ病気になっても構わない。覚悟を決めて服用をはじめました。とにかく女性になりたかったんです」

それから間もなくして、テレビでドラマ「金八先生」の新シリーズが始まった。

上戸彩さんが演じる性同一性障害の生徒が登場した。

「これは私だ」

モカさんは番組を見て、初めて自分が何者であるかを知った。

女性ホルモンの影響で体型が徐々に変わった。全体的に脂肪がついて体が丸みを帯び、胸が大きくなっていった。

「Tシャツを着たら胸が大きくなっているのがわかる」

そんな理由から、夏が来る前に家族に打ち明けることにした。

両親は困惑したが、2人の弟は「あ、そうなんだ」とすんなり受け入れた。

出展:HUFFPOST

兄弟の反応『あ、そうなんだ』www

いや、これは正直こういった反応になりますよね。

 

今まで普通に兄だと思っていた人に『女になりたい』って言われたら、親としては困惑するでしょうし、兄弟からしたら『あっ・・おう、そうなんや・・』ってなります(笑

 

何より勇気がいったのはモカさん以外の他になりませんけどね。

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モカさんに飛び降り自殺の過去。トランスジェンダーの悩み、親の反応は?まとめ

いかがでしたか?

トランスジェンダーであるモカさんは性転換手術後も数々の起業をし、漫画も出版しました。

その結果”全て叶えた”ことによる燃え尽き症候群とでもいうのでしょうか。

マンションの12階から投身自殺を図るまでに至りました。

 

モカさんはそこに至るまでに、数々の悩みを抱いてきており、自分自身の男性の体に対してもそうですが、自分自身へのコンプレックス、人間関係にも深く悩んでいたであろうことが、モカさんのブログにもありありと記されています。

本当にまじめで、優しく、人の事を人一倍気付けるモカさんだからこそ、悩みの大きさは大きかったのでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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